20111206

倫敦暴動円卓

イギリス暴動
英国映画上映とトーク



2011年8月イギリス・トッテナムで暴動が発生した。
黒人白人問わず若者たちが略奪し、建物を破壊し放火していった。
暴動はロンドンだけでなく全国規模に発展していった
現在、逮捕者は2000人を超えている。
きっかけは、ある一人の青年が警察に射殺された事件だと言われている。
その射殺を引き金にして、若者達の社会に対する不満が爆発して暴動が起きたと報道されている。


2011年は民主的な異議申し立ての方法としての「デモ」が民衆によって取り戻された年であるといえる。
日本では、東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、脱原発デモが全国で行われた。
世界ではアラブ諸国の民主化を求めるデモが行われたり、ヨーロッパ各国では民主化を求めるキャンプが大小の都市の広場で行われた。
今年の秋にアメリカ・ニューヨークで始まった反格差デモ - ウォール・ストリート占拠デモ(Occupy Wall Street)は世界中に広がっていった。
それらと比べて、イギリスの暴動は明確な主張もなく、何一つオーガナイズされたものでなく、単純な暴力であった。
その暴動、そしてその理由は「若者の社会に対する不満のガス抜き」「間違った異議申立ての方法」と結論付けられているが、果たしてそれで暴動を考えた事になるのだろうか?
今回、暴動を考えるために80年代からの英国の若者、労働者、社会問題をテーマとする映画を上映し、その映画から「なぜ暴動が起きたのか?」「英国における暴動とは何なのか?」「暴動を起こした人たちはどのような状況に生きる人たちなのか?」というテーマを参加者と共に考えて行きたいと考えています。

暴動の事も、映画の事も知らなくてもかまいません。
社会問題の事に興味がある人なら誰でも歓迎です。

イギリス暴動 - 英国映画上映とトーク Film No.1








2011.12.16(Fri) 19:30-22:30 
at ameen’s oven




映画上映会 “THE LAST OF ENGLAND”
小笠原博毅さん(神戸大学国際文化学部 サッカー文化研究者)によるトーク




















というアナウンスが
ameen さんと yokoching くんから
流れてきました。
アラブの春 ヨーロッパの夏 ウォール街の秋
を経て
ニッポンの冬。













ジャスミン革命は野菜売りの焼身自殺から始まった。