しつらえ完璧な
present 戴きました
うれしい
ブラウンズフィールドの丸いテーブル
デコさんの本も
birthday present に戴きました
製本も写真もレシピも
シンプルで美しい本でした
日暮れが
とても、はやい
日照時間は
どんどん、と短くなり
作物の成長は
目に見えて、遅くなる
そして
絶望が訪れる
絶望の、次の
希望
冬の、後の
春
僕は季節が巡ることを知ってる
いま、だった
過去は
カコの季節で
いま、は
永遠に過去で
あわわ
あわわ
となく
カラスは
どうやら
くちばしが
おおきいようで
畑は凍った
苗を植えてから7年目の
苺
途中、草草に覆われて
群生したまま
移動したが
いまでは
他の草を許さないほどに
自生した
凍ったけど
収穫後に茎根を残した
2年生のキャベツも凍った
美いしくなる
ちなみに
ひと株から
7個の
キャベツが(それなりのサイズの
成った
2年生すげえ
我慢して
耕さない続ければ
続けるほど
必ず
土は肥える
しかしながら
耕さない続ける、と
触らない、とは
全く別の話で
動かすべきでないものだけを
動かさない続けるのです
それは例えば
土
それらの方法で
思いつく限りの
natural farming で
栽培された作物を
摂取した時の
身体、及び
精神に与える
影響はとても
大きいのだが
その違いを体感するには
経口摂取以外にも
柔軟な研究者だけが
知れる事実も
多々
あるように思う
そしてそういった方法は
より人間の文化が
原始であればあるほどに
薬効、として
研究されてきた
ことを
忘れたような
街、まち
日が沈んだ
街、まち
目を閉じれば
見えなくなる
暖かみのない
光、ひかり
真っ赤な目をして
あると思えば
ある
ないと思えば
ない
と
繰り返す
ギター弾き
ぼくとは関係のない人達が歩いてる
と呟いたら
ギター弾きは
ないと思えばないし
あると思えばある、と
また繰り返した
そのシーンをみた僕は
彼らは僕とは関係があるのかないのか
という問いを
繰り返すが
もう
その空間は過去のもので
僕とは関係あったのか
なかったのかわからない
彼らとは
もう会うことはないのだろう
ふと気づくと
4階建ての集合住宅くらいの高さを
飛んでいる
僕はくちばしの大きなカラス
あわわ
あわわ、と
みな健康か、と
冬が来るぞ、と
鳴いている
僕はくちばしの大きなカラス
あわわ
あわわ、と
鳴いている
あなたは僕とは
関係あるの?ないの? と
泣いている
きっと
日が短いから
淋しくなるんだろう
と、
駅前の、
過去の、
彼らが言う
違うんだよ
その光が
目を閉じれば
消えてしまう
冷たい光だから
寂しくなるんだよ
って教えてくれた
日暮れのカラスは
まだいいとしても
歪んだネクタイまでもが
僕らだったなんて
知らなかった
また行くのかい?
そうwifiを探す旅人に問う
知ってるか
それは中毒だよ
wifiに?旅に?と
返して問う旅人
両手を突き出し
光る画面を見つめ
下を向いて
顎を突き出す
黒いコートの
旅人である僕らを
空からみたカラスは
まるで
カラスみたいだなあ、と
鳴いた
あわわ
あわわ、と
知ってるだろ
せかいじゅうの
自動車を
80キロまでしか
でないように
『しない』奴ら、が
大麻を合法にするわけがない
いいか君たちは
カラスが鳴いたら
帰ればいいけど
カラスは何が鳴いたら
帰ればいいんだよ、と
警察官と裁判官と弁護士を
失業させる気か、と
あわわ
あわわ、と
日が暮れたから
山に帰るカラス達
なんだ帰るんじゃん
と、笑う君
パンっと
短く
音が鳴って
君は
言葉に成って
そして
消えた
ギター弾きは
相変わらず
ギターも
弾かずに
あると思えばあるし
ないと思えばない
と繰り返している
あると思えばないし
ないと思えばあるものなんだ
とかも言ってる
もう何も聞こえない
山は静かに
夜になった
こんな時間なのに
郵便屋が
走るバイクの音が
聞こえる
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