圧倒的生命集合体
am4:20
よるはあけない
あけてはいけない
土用から
お梵のあいだ
収穫もふくめて
あまり畑に触らなかった
そして
手が入り出すと
また収量がふえる
てをださない、と
てをださないと、と
がなかなか難しいラインです
自然に生きること、は
汚染しないこと
今街に転がっている流通
今田畑に転がっている生産、は
欠落した宇宙
瞳孔が開いてゆく
毛穴が閉じて行く
勘ぐれ
行く先はそこじゃない
戦機はいまじゃない
先人は言ったね
草を敵としない、争わない、と
草はわたし
I and I
宣言しよう
争わない、と
目をとじて毛穴をひらく
いきるためにいきてるのか
それとも
いきてるためにいきるのか
きたへすすめ
それとも
いきてるためにいきるのか
きたへすすめ
しかし雄大なようで繊細
あんなに暑くて
大変そうだった
野菜が
このあたりの照らずの雨で
きゅうにのびのびそだったり
太陽足らずでそだたなかったり
毎日
ちがう日々です
うつくしや
ノールーティーン
もう繰り返しの毎日にはもどれないっす