川内原発再稼働ノ断想
整然とした抗議行動が大半を占め
抗議行動の道路や浜辺の使用許可を届け出たり
届け出た時間通りにスケジュールが進み
逮捕者も出ず
再稼働を迎えたのは
これからの抗議行動やデモの
先が長いのを感じている人間にとっては
とても素晴らしかった
この様な行動が伝承され
これから何世代もつづくことを
予感させる
学生や子供たちも多く
また、対峙する警察官や
公安すらも若く
穏やかに愛を持って話しかける
参加者に心をうたれた方も
少なくなかった
こうした交流は体制にとっては
「美しくない未来」が見えるだろう
いっぽう
各地の自然を護る
伝説の活動家やヒッピー達にも
会え、貴重な体験だった
ウミガメが産卵する
「美しい」浜辺にて
何日も唄い、踊り
火を炊き玄米を食った
原発のすぐそばで九電や警備による
「宮殿」の警備業務は
火を囲み笑い、涙する人々を
監視するという
非日常tripを体制の末端に体感させることになった
組織的な行動にもう一度触れると
個人の意思、とはいえ
宗教団体や活動団体、共産党、生協などの
幟や旗や車が見えた
個人メディアや学生や芸術家や
百姓たちが
風や蝉の音とともに
地に足をつけて立っていた
盆踊りなどに代表される
反抗としての踊り、を
忘れてもなかった
お陰踊りやえーじゃないか、の
時代に大きな一揆を
農村だったころに体験した
西宮からの参加だったので
踊らなければいけない
浜辺でのキャンプ生活は
バビロンに一番近い楽園と成った
浜辺でそれは達成された
ゲート前での何妙法蓮華経
読経トランスも半端なかった
共に祈りを捧げた時に
それは踊り、となり
目を開けた瞬間に
目前にいた警察官は
とても優しい目に成っていたのを
目撃した
こんな事は早く終わらせてしまいたいのだが
統率された行動が
ゆっくりやろう、と意思にもみえた
付け加えておくが、
統率された、と書いたが
とても自由だ。
再稼働をむかえる
原子力発電所の前が
とても自由だ
表現を自由に許された人間達であふれた
表現を自由に許された人間達に
これから先、安保学生達などが
最前線の現場で出会った時
そこは祭りになるだろう
わたしたちは踊るのだ。
けして踊らされてはいけない
そして地元の方々の優しさも
素敵だった
反対派も警察官も
穏やかな言葉遣いで
とても親切だった
逆に言えばここなら
簡単に原発を建てれただろう
オーガナイザーの人たちも
こんなに地元の若い人が集まるのは
久しぶりだという事らしい
ここで止めるという大飯の時に
に比べると
これはごく一部の破壊の話
鹿児島の遠い町の話
始まりにすぎないという印象
素晴らしいbeachpartyだった
とにかくパーティーをつづけよう
20150812
畑にて
夏に感謝
旅路
100km圏内
bistroOrenchi
自給的なオーガニックレストラン
畑に加え
ハーブ園ガーデンを創ったところだそう
原発さえなければ、という
美しい暮らし
桜島
東ゲート
原発から数100mの反対派テント村
原発真裏にある
久見崎海岸にて再稼働前々日から行われた
ウェル亀ロックフェス
IMG 2092 from Taro Yamano on Vimeo.
#川内原発 from Taro Yamano on Vimeo.
私のテントは敷地から一番近いところ
監視の監視
バビロンからすぐの楽園
玄米やパンと野菜と果物を食べ
わき水を、飲み過ごす
電力は、使わない
ウミガメが産卵しにくる浜
この日も全部で99個の卵が
保護しましょう、という薩摩川内市は
原子力発電をし
温排水や汚染水を垂れ流す
浜辺から東ゲート
すべての車両を検問し
免許の内容を控える
何度でも
デモ前集会
風力発電
HIKARI
助かる
デモ参加者2000人ほど
行進するが分断される
ゲート前に人は集まれない
いい風呂
繰り返す日常
ゲート前座り込みに参加し
祈らせていただいた
生協鹿児島がゲート前で弁当だしてたのを
戴いたら柄がナイス
神戸から
東本願寺
正門ゲート前解放区
2015.08.11 10:30
再稼働
再稼働時アーカイヴ/
IWJ
帰路、伊方原発
帰ったらキュウリが沢山なっていた
原子力発電による核の保有と
戦争放棄の放棄に反対します