20150906-0907
旅人が
誤飲と持病で
呼吸停止した
僕は一織と
近所へ外出していた
救急車がとおって
雨強いから事故かなあ
とか言っていた
奥さんが
隣人に助けを求めて
人口呼吸をしてもらい
救急車を呼んだのだった
何も知らずに
帰ったら隣人から
今すぐ病院へと聞き
救急病院まで
二人で車飛ばした
状況もわからないので
死ぬな
生きろ
と言い続けた
到着したら
処置室の前に
奥さんが待っていた
無理から入れてもらって
痙攣している
旅人を抱いて
がんばれ
生きろ
と言い続けた
一生分泣いた
しばらく抱くと
痙攣が収まって
昏睡した
救急医さん達も
どうしていいかわからなかったらしいけど
度々ひきつける持病があるので
収まる抱き方がある
昏睡したまま
誤飲が詰まってないか、とか
写真のように
眠ってるのか
痙攣してるのか
脳波をみたり
検査をしたり
刺激を与えたりして
一織を預けに帰ったり
そんなうちに
明け方
ボヤッとだけど
旅人が目を覚ました
生きててよかった
こどもは
生きてるだけで
いいんだなあ
と本当に思った
もうすでに
手をつけられないぐらい
走り回ってる
影響ないか
しばらく心配だけど
とにかく
生きててよかった
いのちは
ただそこにあるだけできせきありがとうございます
ほんとうにありがとうございます