野菜を洗う手がしびれてきました
冬がきた
「野菜がおいしくなってきた」
ヒト、は
綿を作り鳥を狩り縫い
油を掘りガスを掘り
火を焚き家を建てて
ようやく凍らぬように過ごしている
彼らは「移動せずに」
凍えぬように生きる事ができる
凍えぬ細胞を活性化させる為のエネルギーを
光や水から受取り
寒く成るまえに溜めてきた
なるべく小さな範囲で
「移動しすぎないで」
生きていきたいと思ったり
しながら、寒い、冷たい雨
世界がへいわにむかいますように、とか祈ってみたり
全部虚像だからと、安心してみたり
あめいいね
生きてきた跡を
毎瞬間
片付けているつもりなのだけども
やぱり沢山遺ってたりで
なかなか いまをいきる のも
たいへんだなあ とわらったり