20170508

詩の民主花



昨日の #詩の民主花 

昼下がりから日暮れまでの

ロングライヴ

録楽しみ

途中意識を失いそうなぐらいの

気温と光と風 まさに凪

僕は音と歌と詩

旅人は郵便屋さんとして参加

リッカリッカ


休みボケでクターっとした

一織に

嫌なら学校休んであそぼうと誘うも

行ってしまった


クッタクタで

帰り途から爆睡の

旅人のオネショ布団たちを

洗濯したら

畑へ○


昨日詠んだ詩。

日常ですか。という僕の問いに

日常です。と応えたwa-noくんから

はじまった言葉たち。

シャッシャッと米を洗い 

ギュッギュッと糠床を廻して 

トントンと野菜を刻んで 

コトコトと煮込んで味噌を入れる

暮らす

火を焚く

その日暮らし

米を炊いて 

茶を沸かす 

珈琲を淹れる 

昨晩炊いた大根を温め直す 

部屋が温もる

雨戸を開けて 

日が昇り始める

枇杷の木 

柿の木 

茱萸の木 

蜜柑の木 

猿梨の木 

光差し込み輝く

尉鶲が鳴き始める

雀が囀る

新しい糠と塩と野菜 

浅い糠漬けを糠ごと食べる

国家国家と鳴く鳥はもう渡ったか

叛逆の朝飯を食べ 

山を登り

果樹の苗を植える 

やがて樹は生長し 

子が子を産む頃 

豊かな実をつける 

3世代に渡る

革命の狼煙

焚火の煙に巻かれて 

国家国家と鳴く鳥が 

旋回する 

山桜が蕾み 

山塔が咲く

ramaの歌声は 

朽ちた身体と共に 

土に還る

火 

煙 

土 

繰り返す穏やかな暮らし

義務を棄て 

焼いてしまえ 

即ち 

自由だ

灰になった義務は 

暖かくなり始めた 

表土から 

無数の野花を咲かせる

名前の知らない花花 

本能のままに咲き 

種や根を遺し 

あるいは風に運ばれ 

虫に助けられ 

繁栄を夢見る 

もしくは 

このままであることを 

願う

風なしでは 

高く飛べぬ鳥よ

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