都市と破壊

都市に破壊されたあなたは
湿度の高い森林に時折吹く風に
胸を締め付けられる
これは経験した事のある痛み
霧で前が見えなくなったのなら
目を瞑ってしまう
閉じた瞼を開けなければ
夢からも醒めないで済む
湿度の水槽に閉じ込められた
あなたの鼓膜は機能せず
新しい呼び名の葉音が導く声すら
聞こえなくなっていた

どうようの

同様の
経験がある僕は動揺する

この花は外来種だから抜いていい
この花は外来種だから抜いていい
この花は外来種だから抜いていい
この花は
目障りだから殺していい?

笑わない子供の様に笑っていい?

意識をなくした
ついでに靴もなくした

狂った様に咲いてもいいかどうか
許可を求められても
それはあなたの本能なのだから
仕方がないが
低気圧の度に痛む頭に効く薬を
毎度毎度飲むのはやめた方がいい
どうせchillのだから
忘れてしまってもいいが
判断による行動は記憶となって
子孫まで影響することだけは
憶えておいて