20210104

新年のアレ

新年あけましておめでとうございます。 例年にも増して暦を追うことを辞めてただ日々の続きなものですから形式的なご挨拶になってしまいますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 新月から満月を越え年を跨ぎ冷えてまいりました。 仕事納めとばかりに田畑に残る四季の様々を片付けましてそうすると次の時節が浮かぶものですからもはや田圃初めとばかりに溝を手直し灌水をし始めました。 山へ入り、田畑への入水口を浄めると勢いの増した水にまた新しい仕事を思いつき開墾グワを手にしたり鳥達に生命の源を与えたりと「納める」と「初める」は一体となって、当たり前のように朝が来ます。 仕事を収めるわけでも仕事を始めるわけでもなく暮らしていくことが仕事であります。 田畑へひいている水源まで山を登り入水口に積もる落ち葉を除き浄めたり鶏小屋を清掃したり畑に春の畝を立てたりすることで、湧水と鶏卵と小さな野菜を持ち帰りそうして暮らすわけですが、死ぬまで続く作業なのでこれを仕事と呼びます。 「はじめるとはじまる」し、「すべてはおわりない」暮らしなわけでして、なるべく管には繋がれぬよう健康に年を重ねることだけが願いとなってくるのは老いてゆく過程では置いてゆけぬ事実ではないでしょうか。 プツリと生命が終わるその日まで、暮らしの仕事をし続けて行けること、またはその支度を本年の目標として精進してゆきますので何かの折には手助け等、よろしくお願いいたします。 皆様のご健康を祈っております。 悲しい話題はもう結構。

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