20160414

革命はファッションか

革命はファッションか

2011年新宿ラヴァンデリアで
問われた心配事が
現実味を帯びてきた

あの頃の神戸西宮大阪界隈は
広場や公園での大型ファーマーズマーケットや店舗での小さな市
主に野菜やパンと珈琲といった
オーガニックマーケットが
各地で行われてきた

そこには開放的なライブや
瞑想、種の交換や
今後どう生きるかといった
次元の高い会話を楽しむ
人々が溢れていた

地元に根付いた
オーガニックカルチャー界隈の
人々と
東京からの、移住者のカルチャーが
混ざり合った時代だった

いま、彼らは
それぞれの暮らしが
なんとなく出来上がり
店を構えたり
たとえば畑を大きくして
ビジネスが上手くなったり
小さくして生活に密着したりと
いい感じになっていると思う

考えつくことは
全部やったはずだ

最近よく話題になるように
そしていま界隈には
バビロン臭い商業的マーケットしか
残っていない
Dに聞けばよくわかると思う
それはファッションなのだ

それは稲荷市場にいったときに
ハッキリした

詳細は避けるが
アンダーグラウンドでは
着々と
革命が進んでいた

平和は好きだが
バビロンの管理のもと
ぴよぴよと生きる気もない

息の詰まりそうな
資本主義市場を
越える現実より現実くさい現実を
希望する
着飾るのはやめよう

新しい生活を求めて模索する
若い人たちと話してて思った

いまから踏み込んでくる
次の世代のためにも
みんなで思考していきたいと思う

と、自分たちを奮い立たせながら
密造酒かなんかやりながら
ぬるりと昼寝でもしたい

こんなスピードの時代だ
すぐに一周して
毒は自分にまわってくる

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