20260517

この週末は夏野菜の種まきをしています。

ただ今年は、直播ではなくポット育苗が多めです。

平地では、そろそろ定植まで進んでいる地域も多い時期だと思います。
ただ船坂は、標高が高く、北向き斜面で、山水が入り続ける土地です。

さらに六甲おろし系の風も強く、今年は特に、昼は暖かいのに土がなかなか夏になり切らない春でした。

夏野菜は、空気の気温よりも土の温度に強く影響されます。

きゅうりや南瓜は、地温が20℃前後まで安定してこないと根の動きが鈍く、ピーマンやトマトも、夜温が低いと生長が止まりやすくなります。

今年は、

雨で土が冷える
晴れる
夜にまた冷える
風で熱が逃げる

これが何度も繰り返されていました。

しかも船坂は、刈草や有機物が多く、水を抱え込む土です。

これは夏には、

乾燥を防ぐ
微生物を守る
水もちを良くする

という大きな力になります。

ただその反面、春は平地よりゆっくり温まります。

つまり今年は、

「空気には春が来ているけど、土の中はまだ少し早春」

みたいな状態が長く続いていました。

なので今回は、まずポットで根を動かしてから畑へ下ろす形にしています。

この週末はかなり暑く、畑も一気に初夏の空気になりました。
ただ、その後は雨予報と少し気温の低下も見えています。

山の畑では、この「暑さのあとに冷たい雨が戻る」のが意外と難しく、直播した種がそこで止まることがあります。

一方で、すでに定植して伸び始めているとうもろこしは、この気温上昇でかなり動き始めそうです。
ここからは、とうもろこしの根が動き始めることで、畑全体の空気感も少しずつ夏へ向かっていきます。

これから直播するなら、大豆やオクラのように、ある程度地温が乗ってから一気に動けるものは合いそうです。

逆に、まだ冷え戻しの影響を受けやすい瓜類や果菜類は、もう少し苗で持っておいたほうが、今年の山の春には合っている気がしています。

0 件のコメント: