数年にわたって人参だけを育て、種を採ってきた圃場があります。
今年は栽培圃場を別の場所へ更新しました。
同じ場所で採種を続けると、その土地に適応した系統が育つ一方で、病原菌や線虫なども蓄積しやすくなります。
数年ごとに採種圃場を移しながら、その土地で選抜を続けることで、病害の蓄積を避けつつ、新しい環境への適応も進んでいきます。
人参の花にはハナアブや小さなハチ、甲虫などさまざまな昆虫が集まり、花粉を運びます。
近くにノラニンジンや別系統の人参があれば自然交雑も起こり、その土地に合った新しい遺伝子が少しずつ取り込まれていきます。
固定種とは変わらない品種ではなく、土地や生きものとの関わりの中でゆっくりと更新され続ける存在なのかもしれません。
白い花の一つひとつには、来年の畑だけでなく、その先の風土へつながる遺伝子が詰まっています。
自然農園とは野菜を育てる営みというより、土地・昆虫・植物がともに未来を選び続ける暮らしなのだと感じています。
今年は栽培圃場を別の場所へ更新しました。
同じ場所で採種を続けると、その土地に適応した系統が育つ一方で、病原菌や線虫なども蓄積しやすくなります。
数年ごとに採種圃場を移しながら、その土地で選抜を続けることで、病害の蓄積を避けつつ、新しい環境への適応も進んでいきます。
人参の花にはハナアブや小さなハチ、甲虫などさまざまな昆虫が集まり、花粉を運びます。
近くにノラニンジンや別系統の人参があれば自然交雑も起こり、その土地に合った新しい遺伝子が少しずつ取り込まれていきます。
固定種とは変わらない品種ではなく、土地や生きものとの関わりの中でゆっくりと更新され続ける存在なのかもしれません。
白い花の一つひとつには、来年の畑だけでなく、その先の風土へつながる遺伝子が詰まっています。
自然農園とは野菜を育てる営みというより、土地・昆虫・植物がともに未来を選び続ける暮らしなのだと感じています。
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