20260620

苗がしっかり分蘖を始めたので、田植えを進めています。
水が張られた棚田は、空を映し、山を映し、一年でいちばん美しい季節を迎えます。

今年は苗床の外にも、昨年こぼれ落ちた種からたくさんの稲が芽を出しました。
その勢いは予想以上で、一段は田植えをせず、そのまま自然に生えた稲に任せてみることにしました。

人が植えた稲と、土が選んだ稲。
その違いが秋にどんな実りになるのか、小さな実験でもあります。

鏡のような水面は、やがて緑に覆われ、風に波打ち、黄金色へと変わっていきます。
その移ろいもまた、この場所で農を続ける楽しみのひとつです。

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